距骨と足関節のアライメント

振動療法は、脂肪体や滑液包の柔軟性を引き出すことに相性が良いように感じる。

足関節のアライメントを整える際に、距骨は非常に大事である。で、距骨の前後には脂肪体がある。距骨前脂肪体とケーラー脂肪体である。距骨前脂肪体をアプローチすると足関節背屈角度が改善するといった報告もある。

距骨の内旋ー外旋方向への偏移は足関節底背屈の可動性に影響する。もう少し掘り下げると、脛骨の傾きにも影響する。つまり、距骨の位置や向きを矯正することは、足部ー下腿部のアライメントを修正する上で、一番先に行った方が良いかもしれない。

リバイブを用いた距骨前脂肪体へのアプローチは、足関節底屈位で距腿関節にリバイブ。ケーラー脂肪体に対しては、アキレス腱の両サイドからリバイブ。足関節の底背屈の自動運動を併用する時もある。

事前に足関節底背屈の可動域や、距骨の向き/傾きを確認しておくこと(^^)

Follow me!